赤ちゃんが夜泣きをする理由と対策【実体験】

夜泣きの原因 夜泣き

赤ちゃんが夜中急に泣き出して、理由もわからずしばらく抱っこしても寝かしつけられない。。

そんな経験をされて悩んでしまい、寝不足がつづくパパ、ママは多くいらっしゃると思います。

私の実体験から夜泣きの理由やその対策についてご紹介したいと思います。

夜泣きの理由

夜泣きとは

赤ちゃんがしっかりと深い睡眠に入ることができず夜中に急に泣いてしまう事象のことです。

理由は諸説あるようですが、赤ちゃんの成長過程でほぼ必ず起こる生理的なことであり、成長している証拠とも言えます。

月齢により夜泣きの原因も多少異なるようです。

夜泣きをするのはいつからいつまで?

生後1ヵ月~2歳過ぎまでと言われています。

1歳過ぎには収まる赤ちゃんが多いようですが、お子さんにより2歳を過ぎても続くことがあります。

夜泣きをする理由は?

月齢別夜泣きの考えられる理由
生後1ヶ月~3ヶ月程度体内時計が未発達で、大人のように夜暗くなったら寝る、朝明るくなったら起きるというリズムを作れない。覚醒して起きているのでお腹が空いて授乳やミルクがほしい(私の経験の範囲内ですが)
生後4ヶ月~6ヶ月程度生後まもなくと比較して、夜泣きの頻度が少し減ってくる(私の経験の範囲内ですが)が引き続き体内時計の未発達。脳が発達してきて、起きている間にあったことが睡眠中に処理しきれていない。
生後7ヶ月~2歳過ぎ一般的に1歳過ぎに夜泣きが収まることが多い。主に脳が発達してきて、起きている間にあったことが睡眠中に処理しきれていないのは同じ。

夜泣きの対策

『夜泣きの理由』でお伝えしましたが、共通して言えることは赤ちゃんの成長過程でほぼ必ず起こることなので、完全に夜泣きを防ぐ対策はないと思います。

ですが、2~3時間も抱っこしないと寝付かないケースや突発性もあるので身が持たず、なんとか泣き止ませたいもの。

生活リズムをつけさせる

これは一般的にも言われていますし、私がかかりつけの小児科クリニックの先生からも言われましたが、生活リズムを一定にすることです。

  1. 規則正しい生活をする
  2. 寝る前のルーティン、朝起きる合図のルーティン

1の規則正しい生活ですが、これは大人も一緒で、夜決まった時間に寝て、決まった時間に起きる習慣をつけることです。

前述の『夜泣きをする理由』を月齢毎に紹介していますが、『成長の過程』は喜ばしいことなので、『体内時計』をしっかりとつけてあげることです。

夜は9時には寝る、朝は7時には起きる、そういった習慣をつけることで体内時計は機能しはじめます。赤ちゃんが今は寝る時間、起きる時間というリズムがつくれます。

2は合図といいますか、儀式のようなものです。夜9時に寝る場合、必ず1時間前にお風呂に入れる、絵本を読んであげる、電気を暗くするなどの決まった習慣です。

朝は日光を浴びさせることを合図に、カーテンを開ける、部屋の電気をつけるなど。

とにもかくにも大人のパパママの生活リズムが一定せず、赤ちゃんの就寝、朝起きに影響が出るとルーティンになりません。

この前、小児科クリニックで、若い夫婦が医師から怒られていました。

『子どもを寝かさないで親が夜更かししていると、リズムが安定せず夜泣きは続きますよ!』とのこと。

まずご自身の生活を見直すのも考えてみてください。

寝る・起きるための細かな気づかいをする

生活リズムについては月並みなことを申し上げましたが、赤ちゃんを寝かせる努力や気づかいが大切です。

  1. 夜見たいテレビや活動を控える
  2. 夜洗濯をしない
  3. おしゃべりを控える
  4. 仕事から早めに帰る、遅くなるなら音を立てない
  5. 昼寝は夜にさせない

1~4に共通して言えることは、物音を立てず静かにすること。夫婦間でのコミュニケーションや家事は寝る時間前には済ませておき、夫婦の時間よりも赤ちゃんの就寝に集中して。

夜中ですが子どもができる前は夫婦で過ごす時間があったかと思いますが、もう2人だけの生活ではないので、赤ちゃん主体の生活にシフトする。

いずれ赤ちゃんが成長して大きくなっていけば、自然と2人の時間も出てきます。それまでは我慢、我慢の連続と思ってください。

4のパパやママも仕事で帰りが遅くなる場合、赤ちゃんが寝静まってから帰る、食事や物音がする行為は外で済ませておくなどの気づかいが大切です。

5ですが、大人も同じく、寝る前に昼寝した場合、寝つきは悪くなります。

赤ちゃんも一緒で、例えば夜9時に寝かせようと思っていて、がっつり夜7時から8時まで寝てしまった場合、寝入れないですよね?

諸説ありますが、夕方15時以降や夜寝る前の昼寝は控えるのも大事です。

赤ちゃんが夜泣きする前後を記録し原因を絞る

私は赤ちゃんの生活と就寝前、前日の1日の様子を記録していました。

具体的には、

  • 寝た時間の記録
  • 寝る前の授乳、ミルクの飲んだ量、時間の記録
  • 寝る前のお風呂の時間
  • 昼寝の合計時間
  • 身体的な状況の把握

こういったことを毎日記録しています。

寝た時間が遅ければ、体内時計も狂ってしまうので、それは夜泣きするでしょう。

赤ちゃんが夜泣きで覚醒して起きてしまったら、お腹も空きます。なので寝る前にどれぐらいの母乳とミルクを飲んだのか記録する。

結果として量が少なかった場合、夜泣きするだろうな、夜中起きたらミルクや授乳しないと寝ないだろうと予測していました。

ウチの場合は、夜寝る前にミルクを沢山飲むと寝る時間は長くなります。

次に寝る前の儀式が必要なのは前にお伝えした通りで、寝る1時間前にはお風呂にいれて、赤ちゃんに寝る合図となるようにしています。

理由があってお風呂の時間が遅くなった場合は、できるだけ就寝を早める努力をします。

昼寝の合計時間は、前にお伝えした夕方15時以降や就寝時間前の昼寝時間を短くできるように心がけていました。

これは結構大事だと思っていて、昼寝の合計時間が短いと今日は疲れて寝りも深いかな、とか、逆に多いとすぐ起きそうだな、とか予測ができます。

ウチの赤ちゃんの場合は、昼寝のが3時間以上になったり、19時以降に昼寝をすると寝付きが悪かったです。

最後に身体的な状況ですが、『排便があったかどうか』『鼻がつまっていないか』を記録します。

特に私の場合、子どもが便秘症だったので、数日排便がないと終日不機嫌で昼寝もままならず、夜ぐっすり眠ることができないケースが多かったです。

鼻の通り具合も大切で、寝る前に鼻がつまっている場合、就寝中の呼吸が苦しくなるのでよく夜中に起きていました。

赤ちゃんは口でなく鼻で呼吸することがほとんどだと思うので、鼻づまりも注意です。

市販の吸引機やピンセット、綿棒やティッシュなどでできる限り取り除いてあげるようにしました。

赤ちゃんの就寝の記録アプリ

就寝の記録は、『ぴよログ』というものを利用していました。

細かく授乳やミルクの時間、お風呂、昼寝やアクシデントがあったことなどを細かく時系列で記録でき、毎日の振り返りとして日記も付けられます。

夫婦間で共有もできるので、パパママが何を気にしているか、その日にどういった出来事があったのかもそのアプリでコミュニケーションが取れて大変便利ですよ。

【重要】眠る前に沢山遊んであげる

ウチの赤ちゃんは、夜お風呂に入る前後で30分ほど一生懸命に遊んであげました。

もうキャッキャするぐらい興奮しバタバタさせてました。

そうすると、ぴよログで記録していたのですが、眠ってから夜泣きの頻度が減ってきました。長い時間眠ります。

おそらく夜泣きの原因は、睡眠はレムが多く浅いので、暗くて不安な夢や感情が出てきやすいのでは?

深い眠りノンレム睡眠までいけると、夜泣きは少なくなるのかな、と。

なので、はしゃがせて疲れてもらうこと、機嫌を良くして不安にさせないこと、これを寝る前までにしていました。

【重要】やっぱりいちばん良い対策は夫婦の役割分担とコミュニケーション

私の実体験から対策としては、夫婦で考えて一緒に取り組むこと、そのコミュニケーションが一番大事と思います。

夜泣きは必ずします。

だから、泣いたら抱っこするなど夜中は起きざるをえないと割り切る、心構えをしておく

これが一番パパ、ママの夜泣き対応の大変さを軽減できます。

あらかじめ夜泣きすることを覚悟しておけば、急に起こされた時の対応も変わってきます。

夫婦で相談をして、夜泣きをした場合の対応を誰がするのか役割分担しておく。

例えば平日はパパが仕事で帰りが遅く翌日仕事があれば、ママに夜泣きの対応をお願いし、休日はパパがしっかりと対応する。

もしくは夜中に3、4回夜泣きをする場合、最初の2回や夜中から早朝の6時ぐらいまではママが対応し、朝6時~出勤など仕事の時間まではパパが対応するとか。

これだけで全然負担が減ります。

意外とその役割分担を決めておらず、なんとなく起きた方が対応することが多いのではないでしょうか。しっかり夫婦で話あってみてください。

夜泣きしたときの対応は?

夜泣きがはじまってしまったらどうするか?

色々対応はあるようですが、ひたすら泣き止むまで抱っこしてください。

個人差がありますが、抱っこしていると15分でまた眠ることが多かったです。

姿勢は泣き止むまで立って抱っこし、ゆらしてあやします。泣き止まない場合は、外の外気に触れさせると効果的です。

落ち着いたら、横抱っこにして息が寝息のように深くなったらベッドに戻します。

あまり早くベッドに戻すと、また泣き始めますので、深い眠りに入る息の変化をしっかり見極めてください。

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