エビ・カニなど甲殻類は離乳食で与えないほうが良い!進め方とアレルギー対策【実体験】

エビ・カニ甲殻類アレルギーとは

アレルギー特定原材料の主要品目の1つがエビ、カニなどの甲殻類です。

甲殻類アレルギーの人は少ないと思います。ですが卵や乳、小麦と同じくアレルギー特定原材料の7つのうちの1つで注意が必要です。

甲殻類アレルギーの原因は「トロポミオシン」といおます。

いかやたこや貝類にも含まれていて、人によっては交差反応をすることも。

エビ.カニはそばと同じく、耐性をもた少量でもアナフィラキシーや重篤になることが多く、注意が必要です。

エビ・カニが含まれる食べものって何?

いくつかの魚介系の食べものに含まれています。

  • カップラーメン、カップスープ
  • かに風味かまぼこ
  • 冷凍、チルドの焼売や餃子
  • えびせんべいやスナック類

エビ・カニアレルギーの症状

アレルギーの症状は、発疹と嘔吐、腹痛、せきや呼吸困難を引き起こします。

大きく分けると5つの症状に分類されます。

エビやカニは重度のアナフィラキシーを起こす可能性もあります。

えび・カニアレルギーの5つの症状

分類症状
皮膚蕁麻疹、発疹、かゆみ
呼吸器息苦しさ、せき
消化器嘔吐、下痢、腹痛
粘膜目、口の周りの腫れやかゆみなど
全身ぐったりする、意識がもうろうとする、血圧低下

えび・カニアレルギーの症状が出た時の対応

さきほどの症状が出た、疑わしい場合はすぐに救急で病院に行ってください。

必ずどこの病院が空いているのか時間帯、曜日、電話番号をひかえておいてください。

えびやカニの離乳食の進め方

えびやカニは離乳食期間に与える必要はないと思います。

小学生以降、大人になってアレルギー反応が出ることが多いようです。

またえびやカニアレルギーは大人子どもなど時期はあまり関係がなく、小さなころから耐性をつけていくことが難しいのもあると思います。

少量でも重篤なアナフィラキシーを起こしやすいのもあります。

一般的には1歳半過ぎで、身体もある程度丈夫になってきてからが安全だそうです。

えびやカニは色々な食べものに含まれているので慎重にすすめる必要があります。

えびやカニはいつからどのように与えるか?

最初は少量ずつ与えます。

離乳食の時期には与えず、1歳半すぎ、なんならもっと成長し身体が大きくなってからで良いです。

えび・カニに関しては、早すぎない方が良く少しずつ食べさせることが重要です。

どちらのアレルギーも耐性を強くしていくことが難しいようです。

えびやカニが入っている食品やお菓子は与えて大丈夫?

アレルギー特定原材料をのぞいた市販のお菓子がたくさんあります。

お菓子や食品に記載のあるアレルギーや月齢をクリアしていたら問題ないのですが、まだ与えたことがないアレルギー特定原材料が含まれている場合はおすすめできません。

隠れえび・カニ食品

キムチに含まれている『あみ』。小エビのようなものです。

また、しらすの中に小さなカニやえびが入っている場合があります。

アレルギー特定原材料は食品に表示の義務があるのですが、特定原材料に準ずるものは表示の義務がないため、購入する場合はメーカー等に必ず確認してください。

離乳食でアレルギー特定原材料を与える時は必ず1つずつにする

もしお菓子などに甲殻類、牛乳、卵などが含まれていて、アレルギー症状が出た場合、アレルギーの原因が3つ以上考えられるため特定が複雑になってきます。

必ず1回に1品にしてください。

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