離乳食を食べないので通院し悩み続けた結果、食べれるようになった【医者も知らない方法】

離乳食をまったく食べません

子どもが6ヶ月頃から離乳食をはじめる家庭は多いと思います。

正直本当に悩みました。『全く食べない。。。。』のです。

イクメンパパ
離乳食や食事で色々と工夫してもどうしても進まない、重度な食事拒否の場合はぜひ今回ご紹介する方法を試していただきたいです。

食べないのは9ヶ月目ぐらいから始まった

離乳食の初期6ヶ月~9ヶ月ぐらいまでは少しですが食べていました。

用意した食事をスプーンにのせてあげても、イヤイヤながらも少しずつは食べます。

でも9ヶ月を過ぎたころから急に食事を拒否しはじめたのです。

生後1歳過ぎまで食べない状態が続きます。

食べないことは発達障害か先天的な異常かと思うほど深刻だった

どれぐらいら食べないかというと、全く食べないので生命の危機を感じるぐらいでした。

『病気や発達障害、先天的な異常、重度の偏食』を疑い、点滴等で栄養と水分を補うしかないと思うところまできていました。

病院にも毎週毎週いくつも通いました。色々な意見やアドバイスも聞き、子どもに実践してみました。

家族みんなで食卓を囲むこと、お腹が空いているタイミングであげること、離乳食の固さを月齢や歯の状態に合わせて工夫すること、手づかみ食べをさせること、生活習慣を見直すこと。。。

できることは全部やってみたつもりです。インターネットで同じような悩みを抱えている人やその対策についてもずっと調べては試す繰り返しでした。それはもう必死でした。

どうやって食べられるようになったのか?工夫したこと、悩んだこと

先にお伝えしたいことを言います。

食べられるようになる方法、それは、

子どもが食べたいと心から思える、まだ出会えていない大好きな食べ物を探してください。

子どもさんの月齢や状況、性格により差はあるので、解決にならない場合もあるかもしれません。

ですが、悩みに悩み、ネットで検索しても解決できず、病気へ通うも解決できなかったのが、

この方法で今ではおやつからパン、ご飯やお肉、野菜なども食べられるようになったのです。

イクメンパパ
インターネットで調べたり、お医者さんに相談しても改善できなかったので、もしこの方法が同じ悩みをもつ人のお役に立てればと思っています。

詳しい方法はこの後お伝えしていきます。少しお付き合いください。

離乳食がまったく進まず、疲れはてた日々

全然食べません。もう全力で食事を拒否します。

スプーンであげる食べものも顔を背けて、手でたたき払うしまつ。拒否する側も必死のようでした。。

せっかく本やママ友から教えてもらって、1週間前から献立考えたのに。ブレンダーして凍らせて、朝昼晩どの組み合わせにしようか、とか。栄養も考えて時間をかけて作った離乳食なのに、、

もうぜんぶ台無しです。見向きもしません。

食べない期間は10ヶ月頃から1歳過ぎてもずっとです。毎日毎日1口も食べてくれません。

妻も私ももう疲れはててしまっていました。

ストレスもピークに達し、いろんな被害妄想や良くないことを考えてしまうように。

子どもの将来に不安ばかり。集団生活はできるのか?とか

どんな妄想かというと、

  • ウチの子は発達障害なのではないか
  • 食事ができないと保育園、幼稚園など集団生活に入れられない
  • 離乳食の時期と内容が違っているのではないか
  • 栄養が取れないので、入院しなければいけない

そんなことばかり考えてしまい、夫婦仲も決裂しかけていました。

ウチの子は保育園や幼稚園で集団で生活できないのではないか、栄養がこのまま取れないと入院して点滴をうけて生きていかなければならないのではないか、、

良くないことばかり考えてしまう。

食べないので病院や管理栄養士へ相談にいく

栄養が取れないため、そもそもの生命の危機を感じるようになってきました。

インターネットで離乳食の悩みや解決法を書いてあるものを隅々まで見て、どうにかならないか探していました。

そしてかかりつけの病院や栄養指導ができる病院、管理栄養士の実技指導教室など相談しに通うことになります。

そこでアドバイスしていただいたことは、

  1. 家族そろって食卓を囲むこと
  2. お腹が空いてない?空いていたらイヤでも食べるはず
  3. 生活習慣を変える、規則正しい生活をする
  4. 手づかみ食べをさせてみる
  5. 離乳食の時期にあった食べもの、固さ、量になっていない

この5つでした。

先に言っておきます。これ全部きっちりやりましたが、

「ぜんぜん食べられるようになりませんでした」

もちろんお子さんの状況によって個人差はあると思いますが、ウチの場合はまったく改善が見られませんでした。

具体的にどんなことをやってきたかというと、、、

家族そろって食卓を囲むことで解決したか?

実は毎日食事の時間は家族みんなで同じ丸テーブルにすわって食べていました。

たまに私(パパ)が仕事で遅くなった場合は夜が別になることもありましたが、ほぼ毎日しっかり食卓を囲んで向かい合って離乳食を用意していたわけです。

でも子どもは全く食事を受け付けませんでした。

『家族で一緒に食卓を囲む』ことでは解決しなかったです。子どもは離乳食を拒否続けていました。

お腹が空いていないのではないか?

お腹が空いていない、つまり何かを与えられているからお腹が空かないわけですよね?

それともお腹空かない病気か何か?

何も食べない状態で、どうやってお腹が空かない状態になるのか、、

唯一ウチの子の場合はミルクを飲んでくれていました。

フォローアップではなく栄養がしっかり取れるミルクでないといけない、そんな思いで1歳前後になってもミルクを与えていました。

お腹が空くように、3時間、4時間ほど時間を空けてから次の食事をしてみたのですが、全力で拒否されました。。

お腹が空いている、だけど離乳食を拒否する。

そんな状態が続きます。

生活習慣を整えてはどうか?

生活習慣には確かに問題がありました。

夜寝るのが夜の10時や11時を過ぎることも。必然朝は9時や10時に起きる状態。

なので生活習慣を変えることで、『決まった時間に食事を取る、食事の時間を認識させる』というアプローチをとりました。

結果ですが、確かにメリハリが生活についたのかお腹が好きそうなタイミングはわかってきました。

朝7時頃に起きれるようになり、8時に朝ごはんをあげます。朝はライトに無着色、無添加のプレーンなパンなど。

少し期待できそうな感じでしたが、、

でもやっぱり食べませんでした。

最終的には、病院から漢方を処方されました。

気を静めて、安定した精神状態にするものでした。それを毎日ミルクなどに混ぜて処方しましたが改善されませんでした。

ジュニア
ばぶばぶぶぅ~(だって食べたくないんだもん。。)

【これを実践してほしい】離乳食を食べられるようにする方法

では結局どうしたら食べられるようになったのか。

それは、

『子どもが食べたい!と思える大好きな食べものを見つけ出すこと』

です。

こんなことか、、と思うかもしれません。

そんな簡単ではありません、違います。

全身全霊をかけて子ども食べたい心から思える、まだ出会えていない大好きな食べ物を探してください。

食べないままだと、命の危険がある。食べさせないと入院になる、会えなくなる、発育に影響がある、点滴で栄養とらないといけない身体になる。

だから必死なはずです。これを読んで共感してくださる方も真剣に悩んでいらっしゃるはずです。

私は悩みに悩み、通院し、毎日の食事に試行錯誤を重ねてもダメで、偏食外来に通うことも考えた結果、

実際に離乳食を拒否する子どもに食事を食べさせることができた唯一の方法です。

イクメンパパ
その方法で改善した他のお子さんも知っています。好きな食べ物がキムチだった、というお子さんもいました。ちょっと与えるのに抵抗はありますが、、それで改善したのは事実です。

好きな食べ物を見つけ出すって?

いくつか方法はあります。

色々な食べものを子どもに直接見せてみることです。無理に食べさせようとしなくて良いです。

ほんと、目の前に置くだけでいいです。

もし余裕があれば、子どもの目の前でそれを食べる様子だけ見せてあげてください。

無理に食べさせようとしなくて良いです。時間はかかるものだと思ってください。その覚悟が重要です。

私の子どもが大好きだったのは、フライドポテトでした

うちの子の場合、食べられるようになったキッカケは、『フライドポテト』でした。

全く何も受け付けなかった子どもが、たまたま回転寿司に行ったときに、お皿の上にのっていた山盛りフライドポテトに勝手に手をつけたのです。

お寿司を食べているときに、ミルクを飲んだ後の子どもが、口の中をモゴモゴさせていたので、なんだろうと見てみると、

勝手に自分でフライドポテトを手に取って、口に運んで食べてたのです。

もうその勢いたるや、口の中がパンパンでもポテトを入れ込もうとします。

これまで食べれなかった離乳食や食事を取り戻すかのように食べました。

食べられるようになった理由を考えると

たくさん食べる様子をみた時は、涙が出ました。

とっても嬉しかったです。夫婦で喜びましたし、一番うれしかったのは子どもの方だったと思います。

そうしてフライドポテトを食事の際には出せるようにしました。フランチャイズのチェーン店にあるポテトやパン屋さんのポテト、コンビニやスーパーにある揚げるだけのポテトとか用意できるものは全部しました。

食べられた理由は、おそらくその形状、固さ、臭いが子どもの五感にマッチしたのだと思います。本当に食べたくなるようなものだったのでしょう。

そうしてポテト人生が進む中で、不意に思ったのが、、、、

フライドポテトかよ、、と。今思うと、食べられない日々を考えると贅沢な悩みだったと思っています。

ただ、唯一口にできるのがポテトですよ、、、ほぼ炭水化物と塩分と油。

こればっかりでも病気になるな、、と新たな悩みが出てきました。

ですがこれからの展開が違っていました。

大好きなものを食べることをキッカケに、似た形状や色、固さをともなうものも食べられるようになってきたのです。

この形状の、この固さや色をしているものは、どうやら美味しい食べものである、と感じたのです。

1つの大好きをキッカケに食べられるものが増えたのです。

今では1歳2ヶ月になりましたが、お米からお肉、野菜なども食べられるようになっています。

本当に家族みんなで苦労して、ケンカもして、悩んで悩んだので、少しでもお役にたつ情報になればと思いまとめてみました。

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